中学生ですが、英語塾と英会話教室を掛け持ちするのはどうでしょうか?

よいと思います。ただし英語塾と掛け持ちするなら、英会話教室ではなくオンライン英会話の受講をおすすめします。

英語塾と英会話教室の掛け持ちで英語4技能がカバーできる

英語塾と英会話教室の掛け持ちを考えているということは、英語4技能を身につけたいということですね。それならば、掛け持ち自体はよいことです。

ごく大まかに言えば、英語塾で身につくスキルは文法とリーディング、英会話教室(英会話スクール)で学べるのはスピーキングです。語彙、リスニング、ライティングはそのどちらでも身についたり、地力で勉強したりするものです。

したがって、英語塾と英会話教室を掛け持ちすれば、英語4技能をひと通りカバーすることができるわけです。

ちなみに、最近は英語4技能をワンストップで学べるコースを開講している英語塾や学習塾、予備校、あるいは英会話教室や英会話スクールも増えています。

こうしたコースでは、日本人教師が文法やリーディングを、外国人教師がスピーキングやライティングを分担して教えます。

このようなコースを受講すれば、英語塾と英会話教室を掛け持ちする必要はないでしょう。

英会話教室よりオンライン英会話がおすすめ

しかしスピーキングを学ぶために英会話教室に通うなら、もっとよい方法があります。それがオンライン英会話です。

学習効果、費用、利便性など多くの点で、オンライン英会話の方が優れているからです。

以下、詳しくご説明します。

英会話教室では話す量が足りない

まず、英会話教室では会話力が伸ばしにくいということからお話します。

英会話教室(英会話スクール)のプライベートレッスンは費用が高額であるため(60分あたり10,000円など)、グループクラスを受講することが多いと思います。

しかしグループクラスだと、ほとんど会話力がつかないことがよくあります。なぜなら、しゃべる量が圧倒的に足りないからです。

たとえば生徒5人のクラスで50分のレッスンを受けるとします。そのうち半分の時間、先生が教えることに時間を使うとして(先生の一方的なおしゃべりに終始するようなレッスンもあります)、残りの25分を5人で割れば一人当たり話せる時間は5分しかありません。

先生が上手にペアワークを使えばもっと話す時間を増やせますが、教え方が上手い先生ばかりではありません。英語を話すことに慣れておらず積極的に発言できないような場合、話せるのはやっと二言三言ということもあります。

そもそも、週1回の受講では英語を話す頻度がまったく足りていません。

オンライン英会話は学習効果、費用、利便性の点で優れている

英会話教室(英会話スクール)と比較して、オンライン英会話は大変優れた教育サービスです。

私(鶴岡)は自身の会話力向上のためオンライン英会話が世の中に出始めた2007年頃からずっと受講し続けていますが、個人的に英会話学習にこれ以上のものはないと考えています。

私の教室でもオンライン英会話スクールと提携し、オンライン英会話レッスンを組み入れた英語コースを開講しています。

オンライン英会話はマンツーマンレッスンにもかかわらず圧倒的に安くたくさん受講でき(毎日受講して月6,500円など)、英会話上達に必要な会話の練習量を確保しやすく、レッスン時間も短い(通常25分)ことから負担なく高頻度で受講できます。

家に居ながらレッスンを受けられるのは大変楽で、予約やキャンセルもスマートフォンで簡単にでき、利便性が非常に高いです。

オンライン英会話は教わったことを実践する場

まずは週1、2回、慣れてきたら3、4回、本気になってきたら5回~毎日、オンライン英会話レッスンを受講してはいかがでしょうか。

レッスンでは学校や英語塾でインプットする文法や読解のスキルを、積極的にアウトプットするよう努めてください(教わったことを実践する)。

「習うより慣れろ」、そして「継続は力なり」です。だんだんと英語でコミュニケーションすることに慣れ、数年続ければかなり流ちょうに英語が使えるようになるはずです。

まとめ

英語4技能を身につけたいのであれば、文法とリーディングを学べる英語塾と、スピーキングを学べる英会話教室の掛け持ちという選択は間違っていません。

しかしもっとスピーキング力を効果的に身につけたいのであれば、英会話教室ではなく、安く便利に、圧倒的な会話の練習量を確保できるオンライン英会話の受講がよいでしょう。

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